■契約効率が悪い原因を究明する!

 「アナログ集客からWeb集客への移行は
順調に進んでいる。しかし、その後の
契約効率が良くない。」

これはオンラインセミナーに参加された
工務店経営者から伺った課題の1つです。

原因を究明して対策をとる必要があります。
まず確認したいのが「来店予約」をされた
方の状態です。

入居理由入居希望の時期が明確に定まって
いる方なのか?

コロナ、土地、子どもの学校等々、入居時期
が少し先の方が含まれていないか?

その場合は、せっかく投資をして集客した
お客様です。 

見込客の対象から外すのではなく、資金面を
含めて購入条件が整っているかどうかを判断
して、「早期購入のメリット」を伝えるべき
です。 

きちんと相談にのって差し上げることで契約
後にはお客様から感謝されることになります。

■契約効率を高める対策を講じる!

 まずは、お客様の資金面が購入条件を満たして
いるかどうかです。

自己資金、住宅ローンの借入可能額の確認が
必要です。

年収から見た最大の借入可能額、毎月の返済額
からみた無理なく返済できる借入可能額の確認
のことです。

そして、ご両親と贈与の相談をきちんとされて
いるかどうかも大事なことです。

実家が持家の場合、子が新築すると将来相続税が
かかる可能性があります。その場合は、住宅資金
贈与のアドバイスをして差し上げると喜ばれます。

資金面の購入条件が整っている場合は、次に最適
な購入時期をアドバイスする必要があります。

半年、1年後等先延ばしをした場合、住宅ローン
の金利や減税、家賃や年金制度との関係等、金額
的にどのくらい負担が増えるのかを診断すること
が必要になってきます。

以上は、実施すべき資金相談の一部です。

「先延ばし」のリスクを診断し、早期契約の
メリットをわかりやすく解説して、

『まだ先客』を感謝の『今すぐ客』に導くのが
『建時診断Web版』です。

また、親子の住まい方によって相続税リスクは
異なります。 

一番相続税リスクが高い住まい方は、
子が新築、親が建替えです。

一番相続税リスクが低い住まい方は、
子が住宅資金贈与を受けて建替え
(二世帯住宅)です。

住まい方別に相続税がかかるかどうか、
いくらかかるかを確認できるのが、
『相続診断Web版』です。

ぜひ、両ツールをご活用頂き、契約効率を
高めて頂ければと願っています。

株式会社CSI総合研究所
  代表取締役 大高英則

 (略歴)

・財団法人
公営事業電子計算センター
(都庁電算センター)

・内閣府認証
日本建設広告情報適正評価監視機構
上席顧問

・国土交通省認可
日本木造住宅振興事業協同組合
上席顧問

・一般社団法人
建設雇用促進高度職業訓練アカデミー
代表理事