今回は、新築の”先延ばし”に関するリスクについて考えてみます。
例えば、子が3歳で2年後に新築する場合、”損する”ケースと
”得する”ケースは、どうなるでしょうか?
消費税10%!経過措置まで1年です。
最適な購入時期を判断するために、非常に大事な時期です。
お客様のために丁寧なアドバイスをして差し上げて下さい。
■”損する”ケース。
夫30歳、年収450万円、借入3,000万円、
自己資金300万円、住宅資金贈与1,000万円
(1)金利
1.35%から1.47%(*)に上昇したと仮定
*:2年前の金利+団信保険料0.28を加算
(2)契約日
2018.4.18から2020.3.18に
先延ばししたと仮定
∴216万円“損”
■”得する”ケース
■夫30歳、年収450万円、借入2,000万円、
自己資金300万円、住宅資金贈与2,000万円
(1)金利
2年後も金利は同じ1.35%と仮定
(2)契約日
2018.4.18から2020.3.18に先延ばししたと仮定
∴152万円“得”
いかがでしたでしょうか?
今すぐ住宅を購入する場合と、例えば子どもが
小学校入学前に購入する場合の比較でした。
比較する場合は、前提条件が重要となります。
今回は、金利と住宅資金贈与に重きを置いています。
いづれも大事な前提条件となります。
将来のことは誰もわかりません。
そこで、「こうであれば、こうなる!」
という考え方に基づいたアドバイスです。
将来リスクの対策は、「期待成果」と「成約条件」
を前提に考えることが大事です。
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