年金
皆さん、住宅営業をされる中で、年金リスクの話をされていますか?
60歳から5年間年金が貰えない最初の方が、昭和36年生まれの方です。
あと5年でその方々が60歳になります。
例えば、その方が40歳の時に25年以上の返済期間でマイホームを
購入していたとしたら。
そして、繰上返済をしていなかったとしたら、年金のない5年間
どうすれば良いでしょうか?
今は毎月の支払に問題がないとしても、60歳から5年間は年金がない中で
支払いに苦慮されることと思います。
65歳定年、雇用延長の制度はありますが、60歳時点より収入は
減ることが予測されます。
これからマイホームを購入されるほとんどの方が60歳から5年間は
年金がありません。その対策をしっかりと考えておく必要があります。
まずは、賃貸暮らしの方が、マイホームを購入すべきかどうか?
購入するなら、いつが最適なのか?
年金制度が、そのことに大きく関わってくるのです。
年金リスクの対策 早期契約に!
60歳から5年間年金がありません。では、その対策は?
生涯賃貸暮らしであれば、60歳から5年間分の家賃を貯蓄しておく必要が
あります。60歳時点で家賃が10万円なら600万円です。
持家であれば、住宅ローンを60歳までに完済、もしくは残債を少なくする
必要があります。無理なく実現する方法を見てみましょう!
事例)借入3,000万円、返済期間35年、金利1.06%
夫30歳:年収470万円、妻:パート、子ども:5歳と3歳
8年後に100万円(夫婦各々1日170円の努力)、10年後にローン減税を内入。
夫が30歳の今時点で購入すると、60歳時点の残債は500万円もあります。
しかし、上記内入れをすると残債は、なんと94万円になります。
ローン減税は戻ってくるお金を貯蓄するだけなので、新たな貯蓄の努力は
ないですね。努力は、月1万円を8年間だけです。
この効果はいかがでしょうか?
ぜひ、お客様にお話をして差し上げて下さい。
必ず喜ばれることと思います。
そして、次の話が大変重要です。お客様の為に!早期契約の為に!
1年先延ばしにすると、先ほど94万円にまで少なくなった残債が、
195万円になります。
3年先延ばしをすると、394万円になります。
購入するタイミングによって、これだけの影響がでてきます。
いかがでしたでしょうか?
「住宅トレンドセミナー」では、上記の内容も詳しくお伝えします。
また、「住宅FP研修(助成金)」では、上記内容を含めた実践的な
契約に向けてのスキルを習得できます。
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一般社団法人建設雇用促進高度職業訓練アカデミー
ACGIA 代表理事 大高英則
(CSI総合研究所 代表)
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