配偶者控除
今回は、注目される配偶者控除についてです。
どのような改定であり、どのような影響があり、
どこに気を付けなければならないのか?
しっかりとポイントを押さえましょう!
150万円の壁? 130万円の壁?
(1)現在の配偶者控除
夫婦のどちらかが年収103万円以下の場合、
世帯主の年収から38万円を引く。
※103万円超から141万円までは、段階的に一定額
(最高38万円)を世帯主の年収から引ける
配偶者特別控除がある。
(2)2017年度の改定内容
❶年収103万円以下を150万円以下に拡充
❷控除額は150万円超から段階的に減らし、201万円でゼロになる。
❸高所得世帯の控除額を段階的に減らす。世帯主年収で異なる。
1,120万円以下:38万円 1,170万円超~1,220万円:13万円
1,120万円超~1,170万円:26万円 1,220万円以上:0円
※現段階(2016.11)では、「130万円の壁」があるので注意が必要。
年収130万円以上で健康保険の扶養から外れる。
健康保険料と年金保険料は自己負担になる。
詳しくは、「住宅トレンドセミナー」、「住宅FP研修(助成金)」で
解説をしています。
本サイトの「住宅トレンドセミナー」、「住宅FP研修(助成金)」を
ご覧ください。受講方法について掲載しています。
一般社団法人建設雇用促進高度職業訓練アカデミー
ACGIA 代表理事 大高英則
(CSI総合研究所 代表)
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