今回は、既存住宅の固定資産税の把握の仕方
について、お伝えします。
既存住宅の固定資産税
Q1:既存住宅を買った場合、建物の固定資産税はどうすればわかるのか?
A1:固定資産税通知書の家屋の評価額でわかります。
計算する場合、あるいは、将来の評価額を計算する場合は、
再建築費×経年原点補正率で計算されます。
※経年減点補正率:総務省の固定資産評価基準(家屋) 84頁
(別表第9 木造家屋経年減点補正率基準表 1専用住宅、共同住宅、
寄宿舎及び併用住宅用建物)
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_zeisei/czaisei/czaisei_seido/ichiran13/pdf/kaoku.pdf
再建築費の概算は、今であれば8~8.5万円/㎡くらいで、
3年に一度の評価替えで、物価の状況で変動します。
Q2:リノベーションすると、固定資産税は上がるのか?
A2:固定資産税が翌年1年間減額されます。耐震改修は1/2、
省エネ改修は1/3、バリアフリー改修は2/3に減額。
Q3:新築は、建売りも注文住宅も変わらないのか?
A3:新築は、建売りも注文住宅もかわりません。
Q4:建物の固定資産税評価額は、年数によって変動するのか?
A4:上記A1の通り、3年に1度の評価替えで再建築価格が変動します。
Q5:都市計画税は、建物にもかかるのか?
A5:市街化区域は、建物にも都市計画税がかかります。
軽減措置はありません。
都市計画税の税率は0.3%(固定資産税1.4%)
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一般社団法人建設雇用促進高度職業訓練アカデミー
ACGIA 代表理事 大高英則
(CSI総合研究所 代表)
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